年を追うごとに暑さが増している夏。今年もとんでもない暑さの日が続いた。それによって人もモーターも完全にバテてしまった。それが如実に出たのがタイムデータ。普段は6秒60台が多い展示タイムも6秒70～80と0.1秒以上遅くなり、上がりタイムも春先は1分48秒台も出ていたが、7月～8月は節間最高で1分50秒～51秒台など、2秒以上遅かった。気温が下がるこれからの季節は、モーターパワーがアップすることで、イン以外の出番が多くなる。秋のコース別1着率（23.9.1～11.30）を並べると、①51.6％、②16.3％、③12.9％、④13.1％、⑤6.7％、⑥0.8％。年間（23.9.1～24.8.31）平均と比較すると、①③コースが若干低く、②④コースがアップしている。注目は４コースの上昇幅。年間では10.8％の1着率が、秋は13.1％となる。決まり手で見えるとまくりやまくり差しの出現が多く、好配当がゲットしやすい季節だ。舟券的には④－①②⑤の出現率が高めで、なかでも④－②の回収率が100％を超える。根気強く狙い続けたい。